中古バスの査定価格を大幅UPしてもらうための5つのポイントを紹介

中古バスの査定価格を大幅UPしてもらうための5つのポイントを紹介

中古バスを買取に出すなら、出来るだけ高い査定金額をつけてもらいたいと思うものです。中古バスの売却の際、査定金額を大幅にアップさせるポイントは大きく5つあります。

付属パーツや付属品を揃え、オプションパーツを外さないこと、特に海外への販路の多い専門的買取業者を選ぶことなどにより、査定価格は大きく上がるでしょう。相見積もりを取り、最も高い査定額を提示してくれる業者を探すことも大切です。

中古バスの査定ポイントを踏まえて、査定価格を引き上げる方法を詳しくご紹介いたします。

1.中古バスの付属パーツや付属品などを揃えておく

まず、中古バスの付属パーツや付属品などをきちんと揃えておくことは言うまでもありません。スペアキーやその他の付属品なども全て忘れずに揃え、査定に出しましょう。

車検証や自賠責の証明書、納税証明書など、買取の際に必要な書類を揃えておくだけではなく、「各種取扱説明書」「定期点検整備記録簿(整備手帳)」があれば、これも同時に提出します。

こういった書類があることで、査定金額アップに繋がる可能性があります。オイル交換時に貼ってもらったシールなども有効ですので、将来中古バスの売却を考えている人は、このような書類関係もきちんと保管しておくようにしましょう。

2.プラス評価されることがあるためオプションパーツを外さない

バスのオプションパーツ

オプションパーツを外した状態で、中古バスを買取に出してしまう人もいますが、これは査定価格が下がってしまうので避けた方が良いでしょう。オプションパーツは出来るだけ外さない方が、査定価格は高くなります。買取査定を依頼する際は、オプションパーツを含めて査定してもらいましょう。

また、中古バスは使用者のニーズに合わせて改造されていることもありますが、これは必ずしも査定時にマイナスになるとは限りません。例えば、用途に合った必要な装備を架装メーカーなどで取り付けていると、多くの場合でプラスの評価がされ、ニーズに合った査定額の増加が期待できるのです。パーツは外さず、そのまま査定してもらうようにしましょう。

3.買取業者は専門的な業者の中から選ぶ

乗用車を売却する場合は乗用車専門の買取業者、バスを売却する場合は商用車専門の買取業者に依頼するだけで、査定価格は大きく変わります。

バスと乗用車では構造はもちろん、装備や機能も全く異なるため、整備やメンテナンスを行うには専門的な知識や技術が必要です。さらに、買取後で最重要な販路についても、需要に合った最適な手段が各々容易されています。

買取業者選びを間違えると、買取までの中間業者が増えてしまい、必要以上に中間マージンがかかってしまう場合があります。もっと悪いケースだと、業者によって利益の見込めない中古車としてかなり低い査定額が提示されてしまうこともあります。

本来は高く売れるはずの中古バスでも、買取業者の選び方次第で損得に重要な分かれ道になってしまいます。中古バスを高値で買い取ってもらうには、買取業者の中から最も適した商用車専門の業者を見つけることが大変重要です。

4.海外にも多くの販路を確保している業者を選ぶ

輸出待ちのバス

日本製中古バスは海外需要が非常に高く、毎年数多くの中古バスが輸出され、海外市場で国内相場以上の高値で取引されています。このため、中古バスを売却する業者を選ぶ際は、海外にも販路を確保しているかどうかをチェックすることで、高く売れる可能性がある買取業者を見つけることができます。

発展途上国では、交通機能を充実させるため数多くのバスを必要としていますが、まだまだバスの台数は圧倒的に不足しています。海外製のバスと比較して、日本製の中古バスには耐久性、燃費性、環境性など優れている点が多いのも高い人気の理由です。

加えて、世界で最も厳しいと言われる日本の車検制度をクリアしてきたことにより、日本製中古バスの人気はさらに高まっています。特に発展途上国では、新車よりも価格が安く、品質の良い日本製の中古バスのニーズが高いため、日本製の中古バスに圧倒的な需要があるのです。

このように、バス専門の買取業者の中でも世界中に販売ネットワークを確立している業者を選ぶことにより、最も高い利益を生み出す販路を選択して販売することが可能になるのです。低年式や過走行、事故車、故障車など国内ではあまり価値がない中古バスでも高く売ることが可能になるため、買取業者を選ぶ際は海外販路を多く確保している業者を選ぶようにしてみましょう。

5.どのようなポイントで査定されるのかを知るためにも相見積もりを取る

中古バスの査定を依頼する際は、一ヵ所だけで判断するのではなく、何社か相見積もりを取るようにすることも非常に大切です。相見積もりを取ることは、中古バスがどのような観点で査定されるのかを知る良い機会にもなります。

業者により、査定のポイントは異なります。一社では査定価格が低かったけれども、別の業者では思ったより高かったということも頻繁にあります。これは、買取後の販路の充実度合いによっても、査定価格は左右されることがあるからです。海外などにも販路が充実している買取業者の方が、高額な査定価格を提示してくれる可能性が非常に高くなります。

中古バスの買取依頼が初めての場合は特に、数社に見積もりを依頼し、それぞれがどのようなポイントで査定しているのか研究してみると、後々役に立ちます。最も高い金額で買取査定をしてくれる、信頼できる業者を見つけましょう。

中古バスの査定ポイントを押さえて買取価格を大幅アップ!

このように、中古バスを買取に出すときは、査定価格を大幅にアップさせるポイントを押さえておくことが価格を左右します。付属パーツや付属品、必要書類を揃えておくこと、オプションパーツを外さないことは基本的なことです。

また、専門的な買取業者、特に海外への販路を多く確保している業者を選ぶことで、査定価格は大幅に上がります。依頼する際は一社だけで決めず、相見積もりを取り、最も高い査定額をつけてくれる業者を検討することも大切です。中古バスの査定ポイントを的確に押さえて、出来るだけ高い査定価格をつけてもらいましょう。

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